SSOの意味は?メリットは何?
SSOとはシングルサインオンを略したものです。
シングルサインオンの意味は、IDやパスワードの管理を助けてくれる技術のことです。
これまで複数のwebサービスやクラウドソーシング、アプリケーションなどは、利用する際にその都度IDとパスワードの入力が必要でした。
しかし、シングルサインオンに対応したサービスやアプリケーションを利用すると、1組のIDとパスワードの認証を1回だけで行えばログインすることができます。
そのため利用する側もIDやパスワードの管理が楽になるため、多くのサービスやアプリケーションが技術を導入をしています。
導入するメリットは、便利なのはもちろんのことですが、パスワードの情報漏えいのリスクが低減するという事です。
これまでは、覚えるのが大変ということで同じIDやパスワードを複数のサービスで使用したり、覚えやすい簡単なパスワードにする傾向が多くありました。
そのため以前は、付箋に書いて見えやすいところに貼ったり、推測されてしまったりとパスワードが漏えいするリスクが高かったのです。
シングルサインオンの導入で、1回の認証ですむようになったため、付箋に書いて見える所に貼る行為が少なくなりました。
また、パスワードも推測しにくいものにする傾向になったため、情報漏えいのリスクが低くなったのです。
デメリットは、特定のシステムによって認証情報が管理されている為、仮にその管理システムがダウンしてしまった場合、ログインを設定しているすべてのサービスやアプリケーションが使用出来なくなる可能性があるという事です。